読書
植物について考えてみよう。おそらく大半の人が「口もきけず動きもしない、私たちの世界の調整品」に過ぎないと思うことだろう。私たちが生きる上で役に立ち、魅力的ではあるが、地球上の生物の国では二級市民にすぎないとみなしているのだ。本書『植物は<…
「人間を磨く」。人生を通して、自分という人間を磨いていく。あたかも、玉を磨いていくと、曇りや汚れや傷がとれていくように、自分の人格を磨いていくと、非や欠点や未熟さがなくなっていく。そうして、その光や輝きが、周りの人を惹きつけ、多くの人が集…
クリエイティブな人々が、クリエイティブな日々をおくっているとは限らない。 この本は”ルーティン”つまり日常的な習慣に注目している。”ルーティン”は「平凡さ」や「思考の欠如」というニュアンスがある。習慣に従うことは怠惰で動くことであるが、個人の毎…
テレビの特集で「東京藝大の学園祭はすごい!」としかこの大学については知らなかった。 舞台となる東京藝大のキャンパスは上野にある。美術家、音楽家を目指すも者としての最高学府がここにある。上野駅を背にして左側は美術学部、”美校”と呼ばれている。右…
『臨床遺伝専門医』 この職業はどういった職業なのか。砕いた言葉で説明するなら、「遺伝を専門とする現場を重視したカウンセラー」。その実態とは。 小さな手がかりから、名探偵のように病気を掘り当てていく。ある時は病気の子どもだけでなく、両親や家族…
「キー局の10分の1、NHKの100分の1」そんな言葉で表現されるTOKYO MXは、1995年に開局して以来、視聴率ゼロの道を歩んできた。 今回の著者である大川貴史さんは、「新卒1期生」としてMXテレビに入社。野球しかやってこなかった大川さんは、文化…
ワイヤレス技術が発達して以来、いつでもどこでも情報を受け取ることが可能になり、私たちはかつてないほど注意散漫になった。携帯電話を持つ人の方がおおくなり、目に映る映像がスマートフォンの画面ばかりになりがちだ。統計によると、1日あたりメールチェ…
デトロイト美術館ー通称DIA(Detroit Institute of Arts) そのDIAの印象派・後期印象派ギャラリーに飾られている絵画、本書の表紙を飾っている絵は1886年頃にポール・セザンヌによって描かれた『マダム・セザンヌ』。セザンヌが47歳くらいの時に完成…
「性を題材にした小説を書く女性」というとどんな女性を思い浮かべるだろうか。 その”セックス”をテーマとして小説を執筆している女性作家たち。彼女たちは性や恋愛、セックスに対して、人よりも強い思い入れ、ときには疑問やわだかまりを抱いていることもあ…
本音で生きる 堀江貴文 2015/12/15 あなたは本音で生きているだろうか。 自分が考えたことを伝え、自分が心からやりたいことに没頭し、そして自分の心に真摯に向き合っているだろうか。そんな本音を言えずに生きている人にヒントを与える一冊。 本書の中で堀…
読書好きです。 読んだ本 日常などを書いていこうかな まだ手探りですが、頑張って更新していきます ちなみに今読んでる本は 後醍醐天皇に仕えた『楠木正成』の本。